
【マインドフルネスとは?】
マインドフルネス(英語: mindfulness)は「常に落ちついた心の行動(状態)」を意味するパーリ語の仏教用語である「サンマ・サティ(Samma-Sati)」の英訳です。
端的に言えば、「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、
とらわれのない状態で、ただ観ること」となり、
今現在において起こっている経験に注意を向ける心理的な過程で、
瞑想やその他のメソッドを通じて発達させることができます。
日本人の私たちにとっては特に新しい考え方ではなく、
東洋では仏教的な瞑想に由来する形態での実践が3000年あります。
これとは別に医療行為としてのマインドフルネスというのがあり、
これは仏教的な瞑想から派生してアメリカで生まれたもので、
特定の達成すべき目標をもって行われるのが特徴です。
この医療行為としてのマインドフルネスは、1979年にマサチューセッツ医学大学院教授、
および同大マインドフルネスセンターの創設所長のジョン・カバット・ジン氏が、
心理学の注意の焦点化理論と組み合わせ、臨床的な技法として体系化しました。
欧米ではこちらのほうがより知られているようです。
【マインドフルネスを行うメリット】
進学、就職、起業、結婚、出産、転勤、病気、離婚、解雇、借金、死別など、
人生の転機における出来事や変化は、不安や混乱、マイナス思考、
ネガティブな感情が生まれることも多いため、常にプラスでもマイナスでもない、
バランスのとれた心理状態でいられるのがベストです。
このような心理状態を作ることは、人生の転機をプラスに変える有効な手段になります。
それが目標への集中力、創造性、パフォーマンスを高めてくれます。
さらに、もともとリラックスできない体質が、心身の健康状態に影響を与え、
体調不良や病気などの転機を生み出すこともあります。
そのため日常的にも最適な心理状態をつくるマインドフルネスは非常に有効な方法になります。
そのため、マインドフルネスを行い、あなたの心理状態をより良い状態へ調整しましょう。
マインドフルネスの習慣は、あなたに以下のような成果をもたらします。
【マインドフルネスで手にできる成果】
- 心と身体の調和
- リラックス体質
- 交感神経と副交感神経の調和
- より良い人生を生きるのに最適な心理状態
- 創造的で建設的な思考パターン、行動パターン
- ストレス耐性のUP
- 柔軟な思考と心理状態
具体的には以下のように行ないます。
【マインドフルネスの基本的な方法】
ここでは基本的な方法をご紹介します。以下の手順で行ないましょう。
- 椅子に座って姿勢を正す
- リラックスすることを自分へ許可する
- 目を閉じてゆっくりとした深呼吸を10回行う
- 通常の呼吸に戻し、自然な呼吸を繰り返す
- 呼吸に意識を向けながら、あるがままに呼吸を続ける
- もしも雑念が湧いてきても、呼吸に意識を向け続け、雑念は浮かぶままにする
可能であれば、1日15分、週に3回か4回行いましょう
〇マインドフルネス実践におすすめのアプリ
無料でダウンロードでき、その日の調子に合わせて、
3分、5分、10分~と瞑想する時間を選ぶことができます。
音声ガイドあり、音声ガイドなしを選ぶこともでき、
音声ガイドの言語も英語のほか、
日本語、ドイツ語などを選ぶことができます。
The Mindfulness App 4+
Meditation for everyone
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