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世界のどこでも自信をもって

コミュニケーションするためのブログ




ストーリーテリングのシンクロニシティを体験した旧友との5年ぶりのランチ

「新しく自分の会社を作ったんだ」



そう言いながら手渡された名刺には、


「ストーリーテリング」の文字があるのを

私は見逃しませんでした。





ドイツの10月には珍しく、

気持ちよく晴れた平日のお昼時。



自宅近くの老舗のドイツ料理レストランで

待ち合わせをしたインゴは、


5年前にコーチングスクールでともに学んだ旧友。



彼の勤務先が、

わたしの自宅からもそれほど遠くないことから


コーチングスクールが終わってすぐに

一度、最寄り駅前の中華料理店で

ランチをしました。


その際に、

「これからもちょくちょく会おうね」と言っていたのに、


そのあとすぐに私がフルタイムで会社勤めになり、


平日のお昼時に人と会えるような状況ではなくなりました。




その会社に2年ほど勤めたけど、

やっぱりこれは自分のやりたい仕事じゃないと

再びフリーランスになる決意をして会社を辞め、


やれ、これでまた昼間の時間をフレキシブルに使える、と

喜んだのもつかのま、


今度は新型コロナの波の襲来です。



気軽に人と会うことができなくなった状況が

3年近く続いた後、



ようやく2022年の春からは

以前のように


人とカフェで会ってお茶したり、


レストランでランチしたり、


が自由にできるようになったのは、

読者のみなさんもよくご存じのところだと思います。



そんなわけで

数年ぶりに会ったインゴは、


明るい色のセーターに

カジュアルなパンツ、


いかにも出版社にお勤めの人のような

いでたちです。


お天気がいいので、

レストランのお庭の木陰にある

テーブルにつき、


スープとエスプレッソが付いてくる

日替わり定食を頼みました。


なかなかおいしそうだったし、


お互いにランチタイムのあとの

予定が入っているので、


日替わり定食なら素早く出てくるだろう、

という計算もありました。


ランチを食べながら、

お互いの近況を報告しあいます。


そこで、彼がお財布の中をごそごそやって

取り出したのが、先の名刺。


「いま勤めている会社の勤務時間を

週4日に減らして、


かわりに月曜日は

自分の会社の仕事をしてるんだ」


とのこと。


彼の新しい会社のロゴと、

どんな仕事内容なのか、


ということが一目でわかります。


その仕事内容のひとつが

ストーリーテリングでした。


「奇遇ね。私も今日の午後、

ストーリーテリングのセミナーを開催するんだ」


と言ったら、


インゴも

「大切なことだからね」


とうなずきます。


5年ぶりに会ったと思ったら、

このようなシンクロニシティがあるとは!


まさに

物語のような展開です。


ここでいうストーリーテリングとは、


語り手が、相手に伝えたい思いやコンセプトなどを、

それを想起させるような印象的な体験談あるいはエピソードなどの

「物語(ストーリー)」を引用し、

例示することで聞き手に聞かせ、印象付ける手法のこと

(By Wikipedia)


です。


ここ10年ほど、

マーケティングの世界を中心に、

盛んに人口に膾炙するようになりましたね。


このストーリーテリングというテーマについて、

今後も情報発信していきますので、

お楽しみに!


あなたの情熱を世界に伝えるお手伝い

ビジネスコミュニケーションコーチ|神谷ちよ


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